エストロゲンを分泌させる食材
大豆
エストロゲンを分泌させることで有名な食材が大豆です。
大豆胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種、イソフラボンがエストロゲンの分泌させる働きがあると言われています。
大豆イソフラボンは海外で骨粗鬆症や更年期障害、乳がん等の女性に多い病気に有効な素材として研究が発表されています。
日本人の長寿、そして骨粗鬆症や更年期障害、乳がん等の発生率の低さの秘密を大豆イソフラボンだとされています。
プエラリア
またタイが原産国のプエラリアも女性ホルモンの分泌を促す素材だと言われています。
プエラリアには大豆に含まれているイソフラボンの約40倍は含まれていると言われています。
プエラリアはホルモン剤として利用される程強力な作用から、摂り過ぎると副作用が現れてしまうそうです。
プエラリアは摂り過ぎず、規定の量を守って摂取することが大切です。
ポロン
「ボロン」というミネラルにもエストロゲンの分泌を活性化させ、エストロゲンの血中濃 度を上げる効果があります。
ボロンの摂取により血中のエストロゲン濃度が約2倍になるとの研究結果もあり、
アメリカの農務省もエストロゲンをサポートする成分として認めているそうです。
またボロンは、女性ホルモンの低下が一因で起こる骨粗しょう症の予防にも応用されている成分です。
ボロンは、熱に弱い成分ですので、生で食べられる食べ物から摂るのがおススメです。
ヒジキ、寒天などの海藻類に多く含まれる他、キャベツ、ヘーゼルナッ ツ、きな粉、ピュアココアにも多く含まれています。
ボロンの摂取目安量は決まってはいませんが、骨粗しょう症の場合1日3~6mgが推奨されていますの で、1日3mgを目安に摂ると良いでしょう。
リンゴでしたら大1個程度、ヒジキやとろろ昆布でしたら30g程度でボロン3mgを摂取することができますの で、無理はなさそうですね。